前記した産総研のリスク評価書はヒト及び生態に対して「現状においてリスクは懸念されるレベルではない」と結論付けております。この評価を基にして、製品評価技術基盤機構は、≪DEHPのリスク管理の現状と今後のあり方≫の中で「現状の管理を継続する必要はあるものの、これ以上の強化は必要なく、また法規制等についてもこれ以上の追加は必要ない、と考える」と表明しています。