
環境省は1998年にスピード98を発表、同資料で環境ホルモンの疑いのある化学物質として、可塑剤(9物質)を含む67物質のリストを公表しました。
環境省では、このリストに示された化学物質のうちこれまで20物質※1について、文献調査及び試験を行なってきましたが、6月12日に開催された検討会※2においてこれまでの評価結果を取りまとめました。 |
※1調査物質: | ||
トリブチルスズ、トリフェニルスズ、ノニルフェノール、オクチルフェノール、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHP)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)、フタル酸ジ-n-ブチル(DBP)、フタル酸ジシクロヘキシル(DCHP)、フタル酸ジエチル(DEP)、アジピン酸ジ-2-エチルヘキシル(DEHA)、ベンゾフェノン、オクタクロロスチレン、ペンタクロロフェノール、アミトール、ビスフェノールA、ジクロロフェノール、ニトロトルエン、フタル酸ジペンチル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジプロピル | ||
※2 平成15年度第1回内分泌攪乱化学物質問題検討会 | ||
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=4159 |
この検討会資料(資料8-2)の試験結果の統括表には、試験結果が簡潔にまとめられています。 |
・哺乳類を用いた人健康への内分泌撹乱作用に関する試験結果 | ||
(1) 内分泌撹乱作用が認められなかったもの | 19物質 | |
(2) 追加試験を行なうもの | 1物質 |