
NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)のフタル酸エステル類リスク評価研究会は、先日ホームページでも紹介しました産総研(独立行政法人産業技術総合研究所)のDEHPの詳細リスク評価書をもとに、『DEHPのリスク管理の現状と今後のあり方』をまとめ、公表しました。
その中でDEHPのリスク管理について、
と表明しています。 |
現状の管理の継続において、以下の項目について参考にすることを求めています。 | |
(1) | リスク削減措置 |
(2) | 代替物質への転換 |
(3) | 知見の充実 |
(4) | 情報の整備および活用 |
(5) | 公的機関の役割等に対する考え方 |
また、代替物質への転換については、
と述べています。 |
発表された全文は、NITEのホームページに既に掲載されていますので、産総研の詳細リスク書と併せて、是非ご一読頂きたいと思います。 | |
*フタル酸エステル類リスク評価研究会 | |
NITEによって2002年7月に設立された産官学の専門家で構成された委員会。フタル酸エステル類の中でもDEHPに焦点を当てて、曝露情報の収集、使用実態の把握を行い、最終的にDEHPのリスク評価結果に基づく管理のあり方を検討してきた。 | |
http://www.safe.nite.go.jp/risk/kenkyukai.html | |
以上 |