ニュースリリース

TSCA

2025年6月4日、TSCA(米国有毒物質規制法)のもとで実施されてきたDBPおよびDEHPのリスク評価結果(ドラフト版)が公表されました。

これらのドラフト版では、自然環境と保護具をしない労働者環境においてunreasonable risk(不合理なリスク)が特定されています。

一方、DBPおよびDEHPともに「consumers(消費者)とgeneral population(一般の人々)に対しては、

今回検討したCOU:Condition of Uses(使用条件)において、unreasonable riskは認められなかった。」とされ、

且つ、「5種類のフタル酸エステル(DEHP、DBP、BBP、DIBP、及びDINP)によるCumulative exposure(累積暴露)でも、リスクは認められなかった。」と記述されています。

パブコメと共に、8月4日~8日に「SACC:Science Advisory Committee on Chemicalsが公開で開催され、それらの結果を踏まえた最終版が、後日公開される予定です。