当会のご案内

ご挨拶

暮らしの豊かさを支えて六十年

可塑剤は主に塩化ビニル樹脂に柔軟性を付与する添加剤として、電線被膜や壁紙、床材と言った内装材などに70年以上使用され、皆様の生活に欠かせない材料でございます。


2021年の日本国内の可塑剤出荷量は約21万㌧でしたが、新型コロナウィルスの影響を受けた2020年の約18万㌧から回復傾向にあります。


可塑剤工業会(JPIA)は、現在会員企業6社から成り立っており「可塑剤工業の健全なる発展」を目指しております。


現在JPIAの活動は、可塑剤の統計資料の作成などに加え、環境中の可塑剤濃度のモニタリングや排出実態(PRTR届出量等)の調査、可塑剤の安全性の追求のための実験動物とヒトの代謝経路等の種差の科学的証明などに重点を置いて活動をしております。特に欧州のREACH規制や米国TSCA、国内の改正化審法によるリスク評価に対して、JPIAは科学的な調査、研究をもとに反論し可塑剤の安全性を検証してきました。


引き続き「安全性追求」の活動については国内の関係団体及び世界の可塑剤工業会と連携を深めながらさらなる調査、研究を続け安心して可塑剤を使っていただけるよう情報発信を積極的に行ってまいります。そして今後、より安全に有用な可塑剤として皆様にご使用いただけるように貢献してまいります。


2022年5月
竹内 盛次郎

当会の概要

名称 可塑剤工業会
(英文名 Japan Plasticizer Industry Association 略称JPIA)
設立 昭和32年6月1日
所在地 〒107-0051
東京都港区元赤坂一丁目5番26号(東部ビル1階)
Tel 03(3404)4603
FAX 03(3404)4604
→交通アクセスへ
目的 本会は可塑剤工業の健全なる発展を図ることを目的とする。
事業内容 本会は前条の目的を達成するために、次の事業を行う。
(1) 可塑剤工業に関する環境、安全に係わる諸問題の調査・研究並びに対策及びその推進
(2) 可塑剤に関する正しい理解を普及するための広報宣伝活動
(3) 可塑剤工業に関する生産、技術、流通等に係わる調査・研究
(4) 可塑剤に関する内外関係機関との交流及び協力
(5) その他本会の目的を達成するための必要な事業

当会の会員会社(ABC順)

シージーエスター株式会社 〒103-0027
東京都中央区日本橋2-16-13(ランディック日本橋ビル)
Tel: 03-5203-2860
大八化学工業株式会社 〒541-0046
大阪市中央区平野町1-8-13
Tel: 06-6201-1455
株式会社ジェイ・プラス 〒103‐0023
東京都中央区日本橋本町4‐4‐2(東山ビルディング)
Tel: 03‐3516‐0345
新日本理化株式会社 〒541-0051
大阪市中央区備後町2丁目1番8号
Tel: 06-6202-0624
昭和エーテル株式会社 〒101-0032
東京都千代田区岩本町2-4-3(太陽生命ビル)
Tel: 03-3863-7051
田岡化学工業株式会社 〒532-0006
大阪市淀川区西三国4-2-11
Tel: 06-6394-1221

関連会社

KHネオケム株式会社

JNC株式会社

三菱ケミカル株式会社

三菱ガス化学株式会社

海外 可塑剤工業会(一緒に活動している海外可塑剤工業会)

ヨーロッパ

European Plasticisers (EP)

注:(EPはブラッセルに本拠を置く、欧州の可塑剤、高級アルコール及び脂肪酸の製造業者を代表する協会。

米国

The Phthalate Esters Panel (the Panel) of the American Chemistry Council(ACC PEP)


注:(ACC‐PEPは米国の主要なフタル酸エステルの製造業者とその2つの主要なユーザーで構成されている工業会。 ACC‐PEPは ACC(米国化学工業協会)の下部組織)

関連工業会

(社)日本化学工業協会

塩ビ工業・環境協会

塩化ビニル環境対策協議会

日本ビニル工業会

日本カーペット工業組合 床材

壁紙工業会 壁紙

組織図

役員

会長


竹内 盛次郎(株式会社ジェイ・プラス 代表取締役社長)

副会長


星野 大輔(新日本理化株式会社 営業本部 可塑剤事業部長)

環境委員長


関口 仁(シージーエスター株式会社 代表取締役社長 )

事務局

柳瀬 広美(技術部長) 山口 慎吾(事務局長)